My own travel

世界中のどこへ旅しても、自分のリズムはそのままに。

香港一人旅の始まりの始まり~懐かしの香港映画

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ラッキーな偶然、JET STARの格安航空券どこかへ行きたい。

国内の一人旅にもだいぶ慣れてきたことだし、海外へ行ってみたい!そう思ったのが海外一人旅のはじまり。

 

国はまだ決めていない。決まっているのはどこか海外へ行きたいということだけ。

香港に行くことになったのは偶然のようなもので、国内の移動でよくJET STARを利用していました。一人旅や近場の飛行機移動で利用する人は結構多いのではないでしょうか?

たまたま香港行き航空券が片道990円!というセールの案内を見て、ダメもとでタイムセールの時間にポチポチやっていたら取れちゃった。という…
取れたのは片道だけで、復路は普通の金額でしたがそれでも格安で6000円位。

航空券と税を足しても往復で8000円ほど。
出発まで3か月あったので、とりあえず購入して行きたければ行くという気持ちでした。

私はもともとヨーロッパには興味がありましたが、アジア圏にはあまり魅力を感じていなかったのです。

後にこの気持ちがガラッと変わるのですが...。

香港と私を繋ぐ80年代の香港映画

香港、香港…
これといって興味はなく、自分が生きてきた中で接点もない。
中国料理は大好きなので、食べ物目当てに行くのも良いかな。それくらいかな…香港。

いや、何かあるはず。私と香港。
叔父が出張で香港へ行き、そのお土産がチャイナドレスだったのと…あ、ある。
ふと思い浮かんだのが、小さいころ大好きだった映画。

キョンシ-

 

 

 

 

 

 

 

 

中国のゾンビか吸血鬼か忘れてしまいましたがキョンシーを退治する物語で、キョンシーは両手を前に伸ばして(手のひらは下)ピョンピョンとジャンプしながら進むんですよ。お札をキョンシーに貼ると動かなくなる。人間は息を止めていないと察知されて襲われてしまうのです。ストーリーの説明でも何でもなくすみません。うろ覚えです。

幽幻道士 キョンシーズ 3 [レンタル落ち]

この番組に出てくるテンテン(画像の女の子)という少女が可愛くて、可愛くて好きだった。こちらも香港の番組でした。

新キョンシーやらベビーキョンシーだのキョンシー七不思議だの、たーくさんシリーズがあります。当時は分からなかったのですが、とっても人気があったのですね。

ということは、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」もか!? 

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(字幕版)

正解!

80年代のSFファンタジーホラーでその当時の特撮技術のすごさが注目を浴びていたようです。今になって観ると現代の技術の高さに驚いてしまうと共に当時は図り知れない試行錯誤があって完成させたのだろうな、と感じます。
悪霊と闘うアクションと美女幽霊と人間の男性との叶わぬ恋模様を描いた物語です。

これも大好きな映画のひとつ。小さいころに夢中見ていた覚えがあります。

この映画には妖艶な魔性の幽霊スー・シン役を演じる台湾の女優ジョイ・ウォンが出てる。本当に美しくて一目ぼれしてしまいました。すごくマニアックですが、日本でも「天舞」というお酒だったかな?のCMの他にいくつか出演していました。

この映画は1、2、3とシリーズものなのですが、1だったかな?
そのラストにお姫様が通る大行列のシーンがあるのですが、そこで流れるサントラが
たまらなくカッコいいのです。銅鑼をガンガン鳴らし、参列者が歌を唄い舞いながら移動する。その神々しい音楽と祭られたお姫様、もう息が止まるくらい美しかった。
そのころ私はまだ5、6歳でしたが幼いながらにその妖しさに強烈に引き込まれた記憶があります。 

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3〈日本語吹替収録版〉 [DVD]

他シリーズではレスリー・チャントニー・レオンも出演しています。 

香港と私を繋ぐ小説

こちらは一人旅やバックパッカーならご存じなのではないでしょうか?一人旅に行き始めた頃に読んだ、沢木耕太郎の「深夜特急1~6巻」。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

ほんの少しの荷物とお金を握りしめ、突発的に世界に旅に出る。旅の先々での体験が臨場感たっぷりに書かれています。そのはじまりの舞台が香港。
この小説もまた面白い。旅先での失敗や体験、読んでいて勉強にもなるんです。本当に自分がその場にいるような感覚になってどんどん読み進んでしまう物語です。読んでいて私も行きたい!って衝動に駆られたな。 

深夜特急(1?6) 合本版

深夜特急(1?6) 合本版

 

1巻 ・ 香港、2巻 ・マレー半島/シンガポール、3巻・インドネシア/ネパール、  4巻・シルクロード、5巻・ギリシャ/トルコ/地中海、6・ 南ヨーロッパ/ロンドン。他にもシリーズがあります。

私はこの小説を古本屋で手に入れたのですが、手放したくない本の一つとなりました。忘れたころに、ふと思い出しては何度も読んでしまいます。 

あと、これも。

深夜特急のパクリじゃんって思ったのですが、読んでみると結構面白かったです。ふざけたタイトル。こちらは1~6までと2ndまで出てる!しかも何巻も!

珍夜特急

珍夜特急

 
珍夜特急 2nd season

珍夜特急 2nd season

 

探せばあるもんですね。接点とは言えないかもしれませんが。幼いながらにアジアの世界観には興味があったんですね。以外にも楽しい旅になるかもしれない。


単純ですが、私は映画、本などこういうものから、気になる国や旅のイメージや期待が膨らんで、だんだんと行かなきゃ!見たいな気持ちになってくるんです。

なんだか行きたくなってきた!
というわけで、行ってきます。

いざ香港へ!!!!