カオスといわれる町、ナポリに到着
ローマから高速列車「ITALO」に乗って、1時間ほどでナポリに到着!
乗客も少なく、ゆったり快適な時間でした。
ITALOの感想についてはこちら↓↓↓
"カオス" といわれる町、ナポリ。
なんだかよくわからないけど怖そうな言葉の響き・・・
カオスと聞いて浮かぶのは色々な物が混じり合っていて、出口のない抜けられないようなダークなイメージ。
滞在は1日だけでじっくり観光するわけではないので偏ったイメージはさておき、初めてのナポリの街を楽しみたいと思います。
ナポリ中央駅からタクシーで移動
TAXIはイタリア語ではTASSI (タッシー) です。写真の車体の上にはTAXIってありますけど。
ナポリに到着したのが12時過ぎ、ホテルに直行したかったけどチェックインは14時からなので、ホテル周辺でブラブラすることに。
ナポリ中央駅からホテルまでは少し距離があってバス、フニコラーレ(ケーブルカー)、電車、タクシーなどの移動手段があるのですが、ドライブを兼ねてタクシーで行くことにしました。
駅の正面改札を出ると広いロータリーにタクシーがたくさんスタンバイしていて、左前方にタクシースタンドがあります。
案内係りの人がいてどの車に乗ればいいか、指示をしてくれます。順番待ちで行列になっていても戸惑うことなく乗車できたのでありがたかったです。
目的地はウンベルトⅠ世のガッレリア!乗車前に料金の確認をしよう
人通りの多い真昼間なので夜ほどの緊張感はないものの、女性一人での乗車はやっぱり少し緊張しました。これがバスでもフニコラーレでも徒歩でも心配性なので何かしらで緊張はするのでしょう。
観光客がカモにされやすいと言われている料金のぼったくりの話も聞きますが、ドライバーや客の雰囲気にもよるのかな。
私は乗車する前に目的地までの料金をドライバーに確認して、出発してからメーターも確認しました。
観光スポットでもある「ウンベルトⅠ世のガッレリア」までは10分位で15ユーロ~だそうです。
気分よく乗りたいので、毅然として感じ良く、ぼられる覚悟も少ししておけばOK!だと思います。
写真手前のドライバーにあたりました。初めにドライバーに一言。
「観光客はぼったくられる、みたいな話を聞くけど、あなたはきっと紳士だから心配いらないわよね?」と 圧をかけ 伝えて、和やかに出発したのでした。
そういえば、助手席に乗っていますね。今、気が付きました。
自分から前に乗ったのか、イタリアではこれが普通なのかは分かりません。
私は車の免許を持っていないのでただの交通手段というよりはドライブを楽しめる好きな乗り物の一つです。
ノリの良いドライバーの話すカタコトの英語と私のフレーズ丸暗記のイタリア語で意味不明な会話をしながら目的地に向かいます。
チェックインの前にホテルに荷物を預けて、目当ての店へ行き軽くランチをとる予定だ~、なんて話していたのですが「お昼の休憩時間は店が閉まる」のだと。
あーそうだわ。こちらは休憩が長いんだわ。ちーん。
すかさずドライバー「1時間貸し切りにして好きな所へドライブなんてどうだい?
料金はこちら!今の時間からのカウントでOKだよ」とパンフレットを差し出す。
私の頭の中では、「お、こりゃこりゃ」と一瞬思ったのですが、これでうまい具合にのせられるのもな~、なんて考えたりもして。
いや、「そういう被害者意識みたいなのはやめて、自分はどうしたいのだ?」と気を取り直す。
タクシー楽しいし時間的にもちょうどいい。自力で行けな場所にも行ける!ドライバーも紳士!( であることを願う )
時間制の定額料金で1時間=40ユーロ。この際、金額は気にせず楽しみます。
続く…